━― mail magazine from MIDAC ―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   ☆  みだコロジー2011              ☆   ☆                           ☆   ☆     〜みんなの環で地球をキレイに〜    ☆                           _____/ ━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━    □■ 【お知らせ】〜川崎国際環境技術展2011 〜 ■□  ミダックでは、この度【川崎国際環境技術展2011】に出展致します。  会場では、遮熱効果により冷暖房機器のCO2排出量を削減し、また冬に  窓ガラスの結露を防ぐガラスコート商材【ガラクル】を展示致します。  開催期間中、法人様限定で【ガラクルお試しパック】の予約受付を行います。  数量に限りがございますのでぜひお立ち寄りください。  皆様のご来場をお待ちしております。  _____________  >>>>>> 展示会概要 <<<<<<   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  【開催日時】2011年2月16日(水)10:00〜17:00/17日(木)10:00〜17:00  【主催】川崎国際環境技術展実行委員会  【会場】とどろきアリーナ/神奈川県川崎市中原区等々力1-3  【入場料】無料 ***********************************    ◆◇ ミダック処理現場レポートB ◆◇                        【2011年2月10日発行】 読者の皆さん、こんにちは!    まだまだ寒さの厳しい日が続きますが、    皆様いかがお過ごしでしょうか。    弊社では1月28日に新春会をとり行いました。    お越しいただいた皆様、お忙しいなか誠にありがとうございました。    お電話だけがお客様との接点である私にとって、    直接お会いできる貴重な機会となりました。       さて、「ミダック処理現場レポート」の三回目は、    静岡県浜松市で破砕・埋立処分を行っている    呉松事業所での取り組み・施設について    ご紹介していきたいと思います。    ※ 本メールは送信専用のアドレスとなっております。      ご意見、ご感想などは melmag@midac.jp にお送りください。     ===================================    <CONTENTS>  【T.概要レポート】    【U.施設レポート】    【V.取り組みレポート】    【W.まとめ】 ===================================    【T.概要レポート】    みだ子  :こんにちは。ミダック処理現場レポートを          担当させて頂くレポーターのみだ子です。          今回は第三弾、呉松事業所をレポート致します。    〜呉松事業所〜    みだ子  :こんにちは、本日は宜しくお願いします。    責任者  :こんにちは、こちらこそ宜しくお願いします。    みだ子  :早速ですが、          呉松事業所の処理の概要について教えてください。          こちらではどのようなことを行っているのですか?    責任者  :呉松事業所で行っている処理は、二つあります。          一つは「埋立」による最終処分、          もう一つは「破砕」による中間処理です。              みだ子  :破砕を行っているんですね。          呉松事業所では何を破砕しているのですか?    責任者  :主に廃プラスチック類です。          製造業から排出されるプラスチックの端材など          様々なものを扱っています。          その他に金属くず、ガラス・コンクリート・陶磁器くず、          紙くず、木くず、繊維くずも処理しています。        みだ子  :では、もう一方の「埋立」についてお聞きします。          こちらでは、どんな廃棄物を処分されているのですか?      責任者  :処分可能な品目は廃プラスチック類のほか          14種類あります。          といっても、          現在こちらでは、特管産廃である特定有害廃石綿等、          つまり吹きつけアスベストの埋立が主です。        みだ子  :重点を置く品目を設定しているのですね。          なぜですか?        責任者  :アスベスト処分には厳しい制限があり、          処分場は全国的にも限られています。          静岡県にはここ呉松処分場しかありません。          当社の資源としてのみではなく、          社会インフラとしての責任もありますので、          有効に使わなければならないと考えているんです。    みだ子  :処分を行わなくてはならない状況で処分場がない          という事態は避けなくてはなりませんものね。          では、それぞれの処理について          詳しく聞いていきたいと思います。 ***********************************    【U.施設レポート】    〜破砕施設にて〜    みだ子  :ドーム状のテント(以下:テント)の中に          破砕施設があるのですね。    責任者  :はい。          テントは廃棄物が飛散するのを防ぐ役割を果たすのです。      みだ子  :なるほど。あ、車両がやってきました。    責任者  :入口で計量を済ませた車両は、このテント内へ入ってきます。          そして、展開検査を行います。    みだ子  :展開検査とはなんですか?    責任者  :荷を下ろしてテント内で広げ、          危険なものや許可外のものが含まれていないかを          確認する作業の事です。          その後、重機と、作業員の手によって分けていきます。              みだ子  :人の手でも分けていくのですね。    責任者  :はい。分けたものはひと固まりにし、          それぞれを時間差で、重機を用い破砕機へ投入します。          破砕機から出てきた廃棄物は          分けられたまま決められたヤードで保管されます。    みだ子  :分ける基準はどのようなところにあるのですか?    責任者  :廃棄物の種類です。          次の処理委託先での処理方法に応じて、          汚れの有無や性質等により分けています。                    ただ、廃棄物は排出工程などによりそれぞれ違います。          したがって単純な場合分けはできません。    みだ子  :そうなのですね。          思っていたより繊細な作業だと感じました。    〜最終処分場にて〜    みだ子  :先ほど、こちらでは主に          アスベストの処分を行っていると伺いました。          その際には、気を配ることが多くあると思います。          幾つか教えていただけますか。    責任者  :まずは梱包ですね。          大気中に飛散しない状態にするため、          耐水性の材料で二重に梱包します。          これは運搬前、解体工事現場・アスベスト除去現場で          行っていただいてます。    みだ子  :ということはこちらに運ばれてきた時点では          既に飛散しない状態になっているのですね。              責任者  :そうです。特に弊社の収集運搬利用時には、          現場での梱包の仕方や取扱い方等も、          営業部員によってチェックが行われます。          その後、写真等の客観的にも判断できる形で          ドライバーへ報告がされます。    みだ子  :搬出の時点で厳しいチェックがされているのですね。          では、埋立処分をする際は          どのようなことに注意していらっしゃいますか?    責任者  :まずは外観検査を行い、梱包状態を再びチェックします。          そして、水をかけたあと荷降ろしをして、 人の手によって整形を行います。 それが全て終わった後、土をかぶせます。          埋立は搬入されたその日のうちに必ず行っているのですよ。    みだ子  :ちょうど土をかぶせる前の様子が見えます。          袋ごと埋め立てるのですね。       責任者  :もちろんです。          ちなみにこの時、かぶせる土の厚さは          15p以上になるようにします(※)。    みだ子  :そうなんですね。          おや、あちらに見える施設は何でしょうか?          水処理施設のように見えますが。           責任者  :その通りです。          あの施設は処分場から流れ出す水を管理するため、          設置されているんですよ。処分場から出る水は、          全て水処理施設へ運ばれ、無害化処理されています。          また、無害化出来たことを確かめるために、          放流水の分析を行います。    みだ子  :分析で何を調べているのですか?    責任者  :pH、有機物の量、重金属など、          水の汚れを示す指標となる値について調べています。          ここでの処理は、埋立処分が行われなくなった後も          処分場からの水が安定化された(きれいになった)、          と認められるまで続けられます。             みだ子  :埋立処分がされなくなった後も管理を続けるのですね。 (※) 廃石綿等処理マニュアルに記載されています ***********************************    【V.取り組みレポート】    責任者  :次の搬入車両が来るまで時間があります。          事業所周りの巡回に行きましょう。    〜事業所の外にて〜    みだ子  :思っていたより民家が近いと気付きました。          こうやって地元の方と挨拶をしながら歩くと          よく分かりますね。    責任者  :そうですね。人の住む場所の近くにある、          という自覚は片時も離れず頭にあります。              みだ子  :地元の方に安心していただくため、          されていることはありますか?    責任者  :月に2回のペースで呉松の自治会様と意見交換を行っています。          また、搬入可能な時間帯や経路、破砕機の稼働時間の他、          自治会様との協議の末採用されている事項は多くあります。          地元の方々の生活の為、          日々どんなに小さなことにも気を配っています。    みだ子  :絶えずコミュニケーションをとっていらっしゃるのですね。    責任者  :当然のことです。そしてそれと同時に、          より広い意味で人々が住みよい環境の為には          必要な仕事であるという誇りを持ち、          この先もこの仕事に従事していきたいと思っています。                 みだ子  :廃棄物が安全に処分されることは、          私たちの生活環境の保全になっているのですよね。                      この先のご活躍も期待しております。          本日はお時間頂き、ありがとうございました。              責任者  :いえ、こちらこそお役に立てて幸いです。          ありがとうございました。 ***********************************    【W.まとめ】    みだ子  :今回は呉松事業所より、          処理現場のレポートをいたしました。          いかがでしたでしょうか。          お聞きしたところによると、          新しい最終処分場の設置計画があるとのことでした。          呉松事業所で培った社内的な経験を、より良い形で          新しい処分場へとつなげていってほしいですね。                      それでは読者の皆様、          お付き合いいただきありがとうございました。          またお会いしましょう。     ***********************************    ■□ 編集後記 ■□    今回のみだコロジーはいかがでしたか?    ミダックでは入社後、各現場への研修を必ず行います。    それは私たちのような新卒新入社員だけでなく全員が対象です。        今回のメルマガを書くにあたって、    私自身が入社ひと月目に呉松事業所へ研修に行った時の実体験や、    そのとき感じたことを思い出して書きました。      現場に行って体験しなくては分からないことは沢山あったと思います。    入社して一年が経とうとする今、    本稿の編集を通して振り返り改めて気づくことは多く、    有意義だったと感じました。           次回は3月10日発行予定、   みだコロジー「ミダック処理現場レポートC」についてです。           ♪♪ お楽しみに ♪♪ .:**:.。.:*:*:.。.:**:.。.:*:*:.。.:**:.。.:*:*:.。.:**:.。.:**:.。.:* .:**:.。.:*:*:.。.:**:.。.:*:*:.。.:**:.。.:*:*:.。.:**:.。.:**:.。.:*   □■ 【お知らせ】〜メルマガ発行休止のお知らせ 〜 ■□  2006年度より発行して来ましたメルマガですが、次回の3月号をもって  現在の形態でのメルマガ発行を終了とさせていただくことになりました。  今まで暖かく見守ってくださったご登録者の皆様、  まことにありがとうございました。  まだまだ内容も未熟だったかとは思いますが、弊社が発行してきたメルマガが  何かのお役に立っていたのであれば、幸甚です。  今後は、現在の形態でのメルマガ発行は終了しますが、不定期にて  弊社の展覧会出展案内や施設見学会案内をご紹介していければと考えております。  今後とも弊社をご愛顧くださいますよう、よろしくお願い申しあげます。   ◆このメールマガジンの解除・配信先変更は、こちらまでお願いします。    ご意見、ご質問もお待ちしております!    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