━―━―━―━―━― mail magazine from MIDAC ―━―━―━―━―━        ☆    みだコロジー2019     ☆        ☆                 ☆        ☆ 〜みんなの環で地球をキレイに〜 ☆ ━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━  【2019年6月3日発行】  読者の皆様、こんにちは!     ここちよい春があっという間に終わり、もうすぐ夏ですね。  気象庁の「3か月の天候の見通し」を見ると、6月は気温は高め、  雨は少なめ、7・8月は気温は平年並み、雨は多め、とのことでした。  寒暖の差が大きい時もありますので、体調に注意してくださいね。      それでは今月号も最後までお付き合いよろしくお願いします!  ※ 本メールは送信専用のアドレスとなっております。    ご意見、ご感想などは melmag@midac.jp にお送りください。 ===================================  <CONTENTS>  【T.廃プラスチック類に関する環境省の通知について】  【U.その他ニュース】  【V.ミダックグループ トピックス】 ===================================  【T.廃プラスチック類に関する環境省の通知について】  5月20日に、環境省から以下の通知が出されました。  『廃プラスチック類等に係る処理の円滑化等について(通知)』  https://www.env.go.jp/recycle/pura_tuti_R10520.pdf    最近だと、マレーシアが、プラごみが不法輸入されたとして日本や米国  などに送り返すというニュースがありましたが、中国のプラ輸入禁止などの  影響が大きくなってきています。  通知が出されるということは、国として危機的状態になったと認識された  ためだと思いますが、最終的には国外の環境に大きく左右されず、  通知のタイトルどおり、「円滑」に処理されるようになるといいと  思います。  では、今回はこの通知の概要について紹介します。  【通知の宛先】  (環境省⇒)各都道府県等  【背景】  中国を始めとする外国政府による使用済プラスチック等の輸入禁止措置後、  国内で処理される廃プラ等の量が増大   産廃廃プラ排出総量         年間約700万トン   2017年末の輸入禁止措置以前の輸出量 年間約150万トン   2018年(輸入禁止措置以降)の輸出量 年間約100万トン                ↓  国内の廃棄物処理施設が逼迫し、処理に支障が生じている  (多くの産廃処理業者からの声)                ↓  環境省で、公共関与の産廃処理施設への受入促進の依頼や  プラリサイクル設備導入に対する補助事業等を実施しているが、  廃プラの滞留が解消されないので、当面の対策を示す  【対策】  第1 広域的な処理の円滑化のための手続等の合理化について   産廃の県外搬入規制の廃止、緩和、手続合理化・迅速化   (手続きに時間や手間がかかることによる不適正処理の防止)  第2 排出事業者責任の徹底   中間処理業者の処理後コストが上がっているが、処理料金の   値上げについて排出事業者の理解が得られないとの声もある。   適正な対価を支払わない場合は、不適正処理が行われた場合に   排出事業者に責任が及ぶこともあるため、排出事業者に対し、   廃プラの処理が逼迫していることを周知し、分別の徹底・   適正な対価の支払いを含めた適正処理の推進について指導  第3 不法投棄監視強化   一部の処理業者において上限超過等の保管基準違反や受入制限が   実施されていることもあり、不適正処理が発生する可能性が高く   なっているため、不法投棄の監視等をより一層強化し、   輸入規制の影響等により発生したと思われる事案は環境省に連絡  第4 輸出関係   産廃に該当するものを輸出しようとする場合は、法に基づき   環境大臣の確認を受けなければいけないことについて、   事業者に周知し、また、確認対象となる事業者を発見した場合は、   速やかに所管の地方環境事務所に情報提供する  第5 使用済電気電子機器関係   金属(雑品)スクラップ等の輸入規制の影響等により、従来、資源   として取り扱われていた使用済電気電子機器等が廃棄物となり、   不適正処理がなされる懸念があるため、監視・指導等を徹底する  第6 使用済プラスチックの廃棄物該当性   輸入規制の影響等により搬出先が確保できず、野積みの状態が継続   している場合等においては、「行政処分の指針について」に基づき   廃棄物該当性を適正に判断する。   また、有価物と称して使用済プラスチックを搬入し、プラスチック   原料等を製造している事業者がいる場合は、当該製造工程が廃棄物   の処理にあたらないかを確認し、適切に対応する  第7 補助事業の周知   国内リサイクル体制を速やかに確保するため、プラスチックの高度な   リサイクルに資する設備への補助事業を大幅に拡充しているため、   事業者に周知し、活用を促進  第8 産業廃棄物に該当する廃プラの一般廃棄物処理施設における処理   ごみ焼却施設や廃プラ再生施設等を保有する市町村においては、   緊急避難措置として、必要な間、産廃廃プラの受入・処理をする   ことについて、積極的に検討する  第9 火災防止対策   廃プラの処理施設等で火災が複数起きており、廃プラは消防法の   指定可燃物に該当する可能性が高いため、廃棄物処理法の処理基準   だけでなく、消防法に関連し市町村条例で定める基準にも従い、   火災防止に努めるよう、処理業者に指導   (消防署等関係機関とも連携して対応) ===================================  【U.その他ニュース】   環境省 報道発表資料 抜粋   5/27 「環境にやさしい企業行動調査」結果の公表について      http://www.env.go.jp/press/106797.html   5/27 「環境情報と企業価値に関する検討会」の報告書公表について      http://www.env.go.jp/press/106749.html   5/21 日傘の活用推進について〜夏の熱ストレスに気をつけて!〜      http://www.env.go.jp/press/106813.html   5/20 外国政府による廃棄物の輸入規制等に係る影響等に関する調査結果      http://www.env.go.jp/press/106817.html   5/16 水銀廃棄物の適正管理に関連したワークショップの開催について      http://www.env.go.jp/press/106778.html   5/13 エコアクション21業種別ガイドラインの公表について      http://www.env.go.jp/press/106788.html   5/13 令和元年度環境月間について      http://www.env.go.jp/press/106768.html ===================================  【V.ミダックグループ トピックス】   5/22 はままつママゼミ 第8回を開催いたしました      http://www.midac.jp/info/201905220117.html   5/17 富士宮営業所・事業所がラジオ出演いたします(5/20)      http://www.midac.jp/info/201905170116.html   5/13 第30回ウェルカメクリーン作戦へ参加しました      http://www.midac.jp/info/20190513115.html   5/13 2019年度クールビズについて      http://www.midac.jp/info/20190513114.html   IR情報はこちら http://www.midac.jp/ir/    *−=−=−*−=−=−*−=−=−*−=−=−*−=−=−*−=−=−*  ■□ 編集後記 □■  今回の【みだコロジー】はいかがでしたでしょうか?  海洋プラ問題も今後の大きい課題となっていますが、  プラごみの問題は、『ごみ問題』としてだけでなく、  製造・使用段階から根本的に考え直す必要があるように思います。    それでは次回の【みだコロジー】をお楽しみに ♪♪ .:**:.。.:*:*:.。.:**:.。.:*:*:.。.:**:.。.:*:*:.。.:**:.。.:**:.。.:*  ◆このメールマガジンの解除・配信先変更は、こちらまでお願いします。   ご意見、ご質問もお待ちしております!   (メールマガジン送信元アドレスには返信しないで下さい。)   ⇒ melmag@midac.jp  ◆バックナンバーはこちらからご覧ください。   ⇒ http://www.midac.jp/ml_backno .:**:.。.:*:*:.。.:**:.。.:*:*:.。.:**:.。.:*:*:.。.:**:.。.:**:.。.:*  <みだコロジー2019>  発行元:株式会社ミダック   担当:経営企画部   静岡県浜松市中区板屋町111-2 浜松アクトタワー24F   TEL:053-488-7173 FAX:053-488-7274   URL: http://www.midac.jp/  ミダックは、水と大地と空気そして人、すべてが共に栄えるかけがえのない  地球を次の世代に美しく渡すために、その前線を担う環境創造集団としての  社会的責任を自覚して、地球にやさしい廃棄物処理を追求してまいります。  ※このメールマガジンは、当社が信頼できると判断した情報に基づいて作成   したものですが、その正確性、完全性を保証するものではありません。   また、本資料に記された意見や予測、法令の解釈等は、資料作成時点での   当社の判断であり、今後予告なしに変更されることがあります。掲載され   た記事・情報を許可なく転載することはご遠慮下さい。ただし、この   メールマガジンを職場の同僚やご友人に転送して頂くことは大歓迎です! ――― Copyright(C)2006-2019 MIDAC CO.,LTD. All Right Reserved.――――