━―━―━―━―━― mail magazine from MIDAC ―━―━―━―━―━        ☆    みだコロジー2020     ☆        ☆                 ☆        ☆ 〜みんなの環で地球をキレイに〜 ☆ ━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━  【2020年8月3日発行】  読者の皆様、こんにちは!    新型コロナウイルス感染症の拡大に加えて、熊本県を中心に日本各地で  発生した豪雨による被害も甚大なものとなりました。  豪雨の発生以前からも言われていましたが、複合的な災害への備えが  重要視されています。  また、備えていても、実際に機能しないと意味がなく、定期的な見直しや  訓練等が必要であると改めて感じました。  それでは今月号も最後までお付き合いよろしくお願いします!  ※ 本メールは送信専用のアドレスとなっております。    ご意見、ご感想などは melmag@midac.jp にお送りください。 ===================================  <CONTENTS>  【T.「資源循環×デジタル」プロジェクトの検討結果について】  【U.その他ニュース】  【V.ミダックグループ トピックス】 ===================================  【T.「資源循環×デジタル」プロジェクトの検討結果について】  7/28に上記内容が公表されましたので、概要についてご紹介します。  ■詳細はこちら(環境省HP)   http://www.env.go.jp/press/108265.html  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  『「資源循環×デジタル」プロジェクト』とは  使用済製品や有用金属等を国内で効率良く回収し、リユース・リサイクル  するため、資源循環の分野で、モノのトレーサビリティやコミュニケーシ  ョンの促進機能を持つ情報プラットフォームを構想      <概要>  【背景】  国内の資源循環においては、リユース品としての価値や、有用な金属等に  よる価値を更に有効活用できる余地があると考えられ、これらを活用する  ためには、主に回収・リユース・リサイクルに関する経済性や、技術的な  課題などを改善する必要があり、使用済製品の機能、有用金属等の含有量、  リサイクルの忌避物質などの資源循環に有用な情報をつなぐことで、  更なる有効活用の可能性があるものと考えられています。  一方で、近年、AI、IoT、ブロックチェーンなどのデジタル技術が急速に  進展しているところ、これらの技術はトレーサビリティや情報を元とした  関係主体間のコミュニケーションの促進機能に大きな特性があります。  こうしたデジタル技術を活用することで、情報のやりとりの拡大を通じて、  使用済製品や有用金属等を国内で効率的に回収し、リユース・リサイクル  を促進することが期待できると考えております。  このため、情報活用によるトレーサビリティ付与やコミュニケーションの  促進機能に着目した、資源循環に関する情報プラットフォームの可能性に  ついて検討を行いました。    【検討概要】  資源循環に関する情報プラットフォームの可能性の検討に当たっては、  資源循環に関わるメーカー、素材事業者、リユース・リサイクル事業者等  よりヒアリングを行い、情報連携を進めることによる更なる資源循環の  高度化や新規ビジネスの創出について、必要な要素、分野、ニーズ等の  検討を行いました。加えて、いわゆるITプラットフォームの運営者からの  ヒアリングを行い、プラットフォームビジネス自体の運営に必要な要素や、  参加者が情報プラットフォームから提供される付加価値等についても  検討を行いました。  今後、今回の検討の結果を踏まえ、次年度以降具体的なフィールドを定め、  資源循環の促進に関するデジタル技術の適用可能性について実証を実施し  ます。同時に、国として講じうる方策について検討を深め、革新的なビジ  ネスの創生に向けた取組を進めてまいります。    【資源循環情報プラットフォーム構築に向けたポイント】  1.複数企業の参加、協調領域、新規市場及びESG 投資   ・個企業の取組を参考にしつつ、複数の企業が参加するプラット    フォームを対象に実証を実施   ・企業間の協調領域、かつ今後市場の伸びが期待される分野で実証を実施   ・トレーサビリティ確保によるコンプライアンス向上やESGの観点に    よる投資促進効果の検証も有益  2.「製品・分野を特定」した連携か、「分野・製品横断的」な連携か   ・製品・分野を特定 ⇒ 性能・性状に応じたリユース・リサイクルを    効率化   ・分野・製品横断的 ⇒ 有用素材を集約し、製品・素材に応じた    リユース・リサイクルを実現   ・資源循環の効率化のために双方のデザインを検証  3.共有する情報の種類   ・使用履歴・製品性能 ⇒ リユース・リファービッシュのニーズ・ユース    ケース開拓   ・製品の種類・性状、有用・有害物質の含有    ⇒ 効率的なリサイクルに必要なロットの確保   ・処理工程の情報 ⇒ 最終的に素材として活用   ※企業の競争情報の保護の観点から、共有する情報の内容や範囲について    は精査が必要。  4.情報プラットフォームとしての要件など   ・使用料徴収による自律的な運営の検証   ・信頼性や中立性の担保のため、官の役割の有無の検討   ・各プラットフォーム参加者の情報管理システムとの接続やプラット    フォーム上での参加者間の情報連携の仕組みの検討      【今後の取組の方向性】  2021年度以降に資源循環に関する情報プラットフォーム等について具体的な  実証を進めることを想定し、候補となる具体的なフィールドなど、今後の  検討の方向性に関し整理。    実証の候補となる具体的フィールド  @特定製品に関するリユース・リサイクルの一体的運営   使用済太陽光パネルを例に、回収からリサイクルまでの一連の過程に   情報システムを導入する実証  A工場排出物の管理合理化   情報プラットフォームに排出物管理情報を一元化し、リサイクル事業者・   素材事業者等との間でコミュニケーション促進を行うモデルの実証  その他、金属リサイクル、車載リチウムイオン電池についても効率的な  リサイクルに向けた実証等を推進    ◆2021年度以降、資源循環の促進に関するデジタル技術の適用可能性に   ついて実証を実施し、革新的なビジネスの創生に向けた取組を進める。  ◆循環経済、サーキュラーエコノミーの我が国発の取組として、国際的に   発信。 ===================================  【U.その他ニュース】   環境省 報道発表資料 抜粋   7/20 令和元年度 環境産業の市場規模・雇用規模等に関する報告書の      公表について      http://www.env.go.jp/press/108220.html   7/17 9月17日から27日はサステナウィーク「未来につながるおかいもの」      〜食べること、使うこと、知ることで、サステナブルを始めよう〜      http://www.env.go.jp/press/108207.html   7/16 廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行規則の一部を改正する省令      について      http://www.env.go.jp/press/108215.html ===================================  【V.ミダックグループ トピックス】   7/29 一斉清掃を実施致しました      http://www.midac.jp/info/202007290176.html   7/28 新型コロナウイルス感染者に関するお知らせ      http://www.midac.jp/info/202007280175.html   7/7 児童養護施設へ政府支給布マスクを寄付しました      http://www.midac.jp/info/202007070172.html      IR情報はこちら http://www.midac.jp/ir/ *−=−=−*−=−=−*−=−=−*−=−=−*−=−=−*−=−=−*  ■□ 編集後記 □■  今回の【みだコロジー】はいかがでしたでしょうか?    ようやく(東北北部を除き)梅雨明けとなりました。  コロナ禍でいつもとは違う夏になりますが、体調に気をつけて  暑い夏を乗り切りましょう。    それでは次回の【みだコロジー】をお楽しみに ♪♪ .:**:.。.:*:*:.。.:**:.。.:*:*:.。.:**:.。.:*:*:.。.:**:.。.:**:.。.:*  ◆このメールマガジンの解除・配信先変更は、こちらまでお願いします。   ご意見、ご質問もお待ちしております!   (メールマガジン送信元アドレスには返信しないで下さい。)   ⇒ melmag@midac.jp  ◆バックナンバーはこちらからご覧ください。   ⇒ http://www.midac.jp/mail/backnumber.html .:**:.。.:*:*:.。.:**:.。.:*:*:.。.:**:.。.:*:*:.。.:**:.。.:**:.。.:*  <みだコロジー2020>  発行元:株式会社ミダック   担当:経営企画部   静岡県浜松市中区板屋町111-2 浜松アクトタワー24F   TEL:053-488-7173 FAX:053-488-7274   URL: http://www.midac.jp/  ミダックは、水と大地と空気そして人、すべてが共に栄えるかけがえのない  地球を次の世代に美しく渡すために、その前線を担う環境創造集団としての  社会的責任を自覚して、地球にやさしい廃棄物処理を追求してまいります。  ※このメールマガジンは、当社が信頼できると判断した情報に基づいて作成   したものですが、その正確性、完全性を保証するものではありません。   また、本資料に記された意見や予測、法令の解釈等は、資料作成時点での   当社の判断であり、今後予告なしに変更されることがあります。掲載され   た記事・情報を許可なく転載することはご遠慮下さい。ただし、この   メールマガジンを職場の同僚やご友人に転送して頂くことは大歓迎です! ――― Copyright(C)2006-2020 MIDAC CO.,LTD. All Right Reserved.――――