━―━―━―━―━― mail magazine from MIDAC ―━―━―━―━―━        ☆    みだコロジー2022     ☆        ☆                 ☆        ☆ 〜みんなの環で地球をキレイに〜 ☆ ━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━  【2022年9月1日発行】  読者の皆様、こんにちは!    9月のミダック公式YouTubeチャンネルは、以下動画の掲載を予定しています!  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜    MSLP制度活動報告!(仮題)    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜  チャンネル名:【SDGs】ミダックチャンネル 未来へつなごうSDGs  https://www.youtube.com/channel/UCVx5wGXoi3Y3sD0A2iA_5mg  今後も、毎月1本以上の動画が投稿される予定です。  是非ご覧ください。    それでは今月号も最後までお付き合いよろしくお願いします!  ※ 本メールは送信専用のアドレスとなっております。    ご意見、ご感想などは melmag@midac.jp にお送りください。 ===================================  <CONTENTS>  【T.特定有害廃棄物等の輸出入等の規制に関する法律の施行状況について】  【U.その他ニュース】  【V.ミダックグループ トピックス】 =================================== 【T.特定有害廃棄物等の輸出入等の規制に関する法律の施行状況について】  8月19日に上記内容が公表されましたので、その内容についてご紹介します。  ■詳細はこちら   ・特定有害廃棄物等の輸出入等の規制に関する法律の施行状況(令和3年)について    https://www.env.go.jp/press/press_00426.html  1. 環境省及び経済産業省では、毎年「特定有害廃棄物等の輸出入等の規制に関する   法律」(以下「バーゼル法」という。)の施行状況について集計を行っております。   今般、令和3年1月から12月までの状況について取りまとめましたので公表します。    2. 令和3年1月から12月までの間に、バーゼル法に規定する手続を経て実際に我が国   から輸出された特定有害廃棄物等の総量は、95,386トン(令和2年は146,089トン)   であり、我が国に輸入された特定有害廃棄物等の総量は、1,776トン(令和2年は   1,601トン)でした。  ■ 制度の概要   バーゼル法に基づく特定有害廃棄物等を輸出しようとする者は、同法第4条第1項の   規定に基づき「外国為替及び外国貿易法」(以下「外為法」という。)第48条第3項   の規定による経済産業大臣の輸出承認を受ける必要があります。環境大臣は、輸出承   認に先立ち、バーゼル法第4条第3項の規定に基づき環境の汚染を防止するために必   要な措置が講じられているかどうかの確認を行っています(注1)。また、輸出され   た特定有害廃棄物等の運搬を行う場合は、バーゼル法第6条第1項の規定に基づき、   輸出移動書類を携帯する必要があります。   一方、特定有害廃棄物等を輸入しようとする者は、バーゼル法第8条第1項の規定に   基づき外為法第52条の規定による経済産業大臣の輸入承認を受ける必要があります。   その際に、環境大臣は、バーゼル法第8条第2項の規定に基づき環境の汚染を防止す   るために必要がある場合は意見を述べることができることとなっています。また、輸   入された特定有害廃棄物等の運搬又は処分を行う場合は、バーゼル法第10条第1項の   規定に基づき、輸入移動書類を携帯する必要があります。   これらバーゼル法の施行状況については、毎年取りまとめて公表することとしてお り、今般、令和3年1月から12月の施行状況について取りまとめました。  ■ 令和3年における特定有害廃棄物等の輸出の状況  (1)特定有害廃棄物等の輸出において、移動書類を交付した案件の主な品目は、石炭   灰、亜鉛くずで、金属回収など再生利用を目的とするものでした。また、主な輸出先   は、韓国、フィリピンでした。  (2)輸出の状況について、輸出手続の段階別に整理すると以下のとおりです。   @ 輸出承認の申請を受け、環境省から輸出先国に対する事前通告を行った特定有    害廃棄物等は43件で、その輸出予定量は、402,661トン(令和2年は、31件、    425,710トン)でした。   A 相手国からの輸入同意の回答を得て、経済産業大臣が輸出の承認を行った特定    有害廃棄物等は41件(注2)で、その総量は417,366トン(令和2年は、27件、    377,553トン)でした。    B 輸出の承認を得た特定有害廃棄物等のうち、経済産業大臣が輸出移動書類の交    付をしたものは、326件(注3、注4)で、その総量は、95,386トン(令和2年    は、220件、146,089トン)でした。  ■ 令和3年における特定有害廃棄物等の輸入の状況  (1)特定有害廃棄物等の輸入において、移動書類を交付した案件の主な品目は、電子   部品スクラップ、金属含有スラッジで、金属回収など再生利用を目的とするものでし   た。また、主な輸入元は、フィリピン、台湾、タイでした。  (2)輸入の状況について、輸入手続の段階別に整理すると以下のとおりです。   @ 相手国から我が国への輸出についての事前通告を受領した特定有害廃棄物等は    62件で、その輸入予定量は23,357トン(令和2年は、128件、72,112トン)でし    た。   A 輸入者からの輸入承認の申請により経済産業大臣が輸入承認を行い、環境省から    相手国に対し輸入同意の回答を行った特定有害廃棄物等は27件(注5)で、その総    量は、10,940トン(令和2年は、88件、54,563トン)でした。   B 輸入の承認を得た特定有害廃棄物等のうち、経済産業大臣が輸入移動書類を交付    したものは73件(注3、注6、注7)で、その総量は、1,776トン(注7)    (令和2年は、106件(注7)、1,601トン(注7))でした。 注1:「特定有害廃棄物等の輸出入等の規制に関する法律施行規則」第1条で定める地域   を仕向地とする同施行規則第2条で定める特定有害廃棄物等の輸出の場合に限りま す。 注2:令和3年に輸出承認を行ったものであり、令和2年以前に事前通告を行ったものを   含みます。 注3:一定期間の輸出入に関して一括して事前通告又は輸出入の承認がなされたものであ   って、複数回に分けて輸出入される場合にあっては、通告及び輸出入承認の件数と移   動書類の交付の件数とは一致しません。 注4:令和3年に輸出移動書類の交付を行ったものであり、令和2年以前に輸出の承認を   行ったものを含みます。 注5:令和3年に事前通告を受領したものであり、令和2年以前に事前通告を受領したも   のを含みます。 注6:令和3年に輸入移動書類の交付を行ったものであり、令和2年以前に輸入承認を行   ったものを含みます。 注7:令和元年及び2年の報道発表は、相手国への通告及び輸出の承認、並びに相手国か   らの通告及び輸入の承認の件数及び記載重量は、抽出対象を発表対象年以前も含む方   式としていましたが、本年の発表からは、発表対象年のみとする従来の抽出方式に変   更しています。 =================================== 【U.その他ニュース】    環境省 報道発表資料 抜粋    8/23 令和2年度における小型家電リサイクル法に基づくリサイクルの実施 状況等について       https://www.env.go.jp/press/press_00452.html    8/19 中小企業の温室効果ガス削減目標に向けた脱炭素経営促進モデル事業 の公募について       https://www.env.go.jp/press/press_00431.html    8/18 シンポジウム「改正温対法に基づく再エネ促進区域の設定等に向けた ゾーニングの活用について」の開催について       https://www.env.go.jp/press/111050_00015.html    8/9 第3回CCUS・水素に関する国際シンポジウムの開催について       https://www.env.go.jp/press/press_00376.html    8/5 令和4年度脱炭素社会を支えるプラスチック等資源循環システム構築 実証事業(委託・補助)の1次公募結果について       https://www.env.go.jp/press/press_00367.html =================================== 【V.ミダックグループ トピックス】    8/22 浜松アクセラレーター2022に参加します       https://www.midac.jp/news/20220822_0174.html    8/18 『CSR報告書2022』を発行しました       https://www.midac.jp/news/20220818_0173.html    8/18 LOVE THY NEIGHBOR株式会社の井上セイラさんが「Miss Grand Japan 2022」 でグランプリに輝きました!       https://www.midac.jp/news/20220818_0172.html    8/4 HAMAMATSU STARTUP NIGHTに登壇しました       https://www.midac.jp/news/20220804_0171.html    8/2 ミダック本社社屋増改築に伴い、地鎮祭を執り行いました       https://www.midac.jp/news/20220802_0169.html    IR情報はこちら https://www.midac.jp/ir/ *−=−=−*−=−=−*−=−=−*−=−=−*−=−=−*−=−=−*  ■□ 編集後記 □■   今回の【みだコロジー】はいかがでしたでしょうか?   そもそもバーゼル条約は、先進国において排出された有害廃棄物が発展途上国  に放置されて環境汚染をもたらす問題を越境移動管理で解消する目的で発効した  条約です。   これまで先進国において排出された廃プラスチックは一部を除きバーゼル法の  規制対象外とされ、「リサイクル資源」として主に中国に輸出されてきました。  ただ、その中にはリサイクル不適合の廃プラスチックも混ざっており、2017年、  中国が廃プラスチック輸入禁止措置を実施したことを契機に、先進国から発展途  上国に「リサイクル資源」として輸出された廃プラスチックが、輸入国における  リサイクルの過程で不適切に処理され、環境汚染を引き起こしているとの指摘が  起こりました。   海洋汚染など環境破壊の深刻化につながるこの問題を解決するため、バーゼル  条約第14回締約国会議(COP14)において、廃プラスチックを新たに条約の規制  対象に網羅的に追加する条約附属書改正が決議されました。(2021年1月運用開始)   バーゼル法運用以外にも外部環境の変化に柔軟に対応し、引き続き当社グルー  プも事業活動を通じた環境保全に貢献してまいります。   それでは次回の【みだコロジー】をお楽しみに ♪♪ .:**:.。.:*:*:.。.:**:.。.:*:*:.。.:**:.。.:*:*:.。.:**:.。.:**:.。.:*  ◆このメールマガジンの解除・配信先変更は、こちらまでお願いします。   ご意見、ご質問もお待ちしております!   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