━―━―━―━―━― mail magazine from MIDAC ―━―━―━―━―━        ☆    みだコロジー2022     ☆        ☆                 ☆        ☆ 〜みんなの環で地球をキレイに〜 ☆ ━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━  【2022年10月3日発行】  読者の皆様、こんにちは!    10月のミダック公式YouTubeチャンネルは、  ミダックの働く車第2弾の動画掲載を予定しています!  チャンネル名:【SDGs】ミダックチャンネル 未来へつなごうSDGs  https://www.youtube.com/channel/UCVx5wGXoi3Y3sD0A2iA_5mg  今後も、毎月1本以上の動画が投稿される予定です。  是非ご覧ください。    それでは今月号も最後までお付き合いよろしくお願いします!  ※ 本メールは送信専用のアドレスとなっております。    ご意見、ご感想などは melmag@midac.jp にお送りください。 ===================================  <CONTENTS>  【T.J−クレジット制度について】  【U.その他ニュース】  【V.ミダックグループ トピックス】 =================================== 【T.J−クレジット制度について】  政府が掲げる2050年カーボンニュートラル実現に向けて、中小企業にも  J−クレジット制度の活用が期待されています。  8月10日に経済産業省より、「J-クレジット制度を活用し、カーボンニュー  トラルに向けて中小企業の脱炭素化の促進や中長期的な森林吸収量の確保・  強化を目指します」とのリリースも出ましたので、ご参考までにJ−クレジ  ット制度の内容についてご紹介します。  ■詳細はこちら   経済産業省より(2022年8月10日リリース)   https://www.meti.go.jp/press/2022/08/20220810002/20220810002.html  1.カーボンニュートラル目標を巡る国内外の動向   COP25終了時点(2019年12月)では、121ヶ国が2050年までのカーボンニュー   トラルを表明していましたが、EU以外は小国でした。その後、COP26に向け   て野心向上の機運が高まり、中・日・米等が次々とカーボンニュートラル   目標を表明し、COP26時点(2021年11月)では、150ヶ国以上(G20の全ての国)   が年限付きのカーボンニュートラル目標を掲げています。   日本では、「2050年カーボンニュートラル」宣言、2030年度46%削減目標等   の実現に向けて進めているところです。  2.J−クレジット制度とは   J−クレジット制度とは、省エネルギー設備の導入や再生可能エネルギーの   利用によるCO2等の排出削減量や、適切な森林管理によるCO2等の吸収量を   「クレジット」として経済産業省・環境省・農林水産省が運営する制度。   本制度は、国内クレジット制度とオフセット・クレジット(J-VER)制度が   発展的に統合した制度で、国により運営されています。   本制度により創出されたクレジットは、経団連カーボンニュートラル行動計   画の目標達成やカーボン・オフセットなど、様々な用途に活用できます。  3.J−クレジットにおけるメリット(創出者と購入者)      ●J−クレジット創出者    @ランニングコストの低減     省エネ設備の導入や再生可能エネルギーの活用により、ランニングコスト     の低減や、クリーンエネルギーの導入を図ることができます。    Aクレジット売却益     設備投資の一部を、クレジットの売却益によって補い、投資費用の回収や     さらなる省エネ投資に活用できます。    B地球温暖化対策への取り組みに対するPR効果     自主的な排出削減や吸収プロジェクトを行うことで、温暖化対策に積極的     な企業、団体としてPRすることができます。   ●J−クレジット購入者    @環境貢献企業としてのPR効果     クレジットの購入をとおして、日本各地の森林保全活動や中小企業等の     省エネ活動を後押しすることができます。    A企業評価の向上     温対法・省エネ法の報告への活用や、各種企業評価調査等においてクレ     ジット購入をPRすることで企業評価につなげることができます。    B製品・サービスの差別化     製品・サービスに係るCO2排出量をオフセットすることで、差別化・     ブランディングに利用可能です。  4.経済産業省における取り組みについて    経済産業省は、中小企業のカーボンニュートラルを目指した投資促進や中長   期的な森林吸収量の確保や強化を目指した投資促進等に向けてJ-クレジット制   度の活性化を図るため、8月5日に運営委員会を開催し、制度文書の改定を行い   ました。    J-クレジット制度では、設備の高効率化を評価する方法論(手法)は多数存   在しますが、生産状況や環境に応じて生産システム間、又はシステム全体での   エネルギー利用を最適化する取組を評価する手法がありませんでした。    一方、クリーンエネルギー戦略中間整理(2022年5月9日公表)では、中小事   業者の省エネ取組の推進方策として、IoT活用による詳細計測が挙げられてお   り、このような政策動向を踏まえ、J-クレジット制度でも中小企業のカーボン   ニュートラルに向けた取組を促進すべく、「エネルギーマネジメントシステム   の導入」を評価する手法を新たに策定したようです。    また、カーボンニュートラルの実現に向けて重要性が高まっている森林クレ   ジットの創出拡大に向けて、2022年4月より3回に亘って森林小委員会を開催し   ており、この小委員会での審議結果を踏まえ、制度文書および方法論の見直し   と新規方法論の策定を行いました。今後の中長期的な森林吸収量の確保・強化   に繋がる取組を促進することが期待できると考えているようです。  5.総括   J−クレジット制度は、信頼性・質の高いクレジット制度として認知されて   おり、2050年カーボンニュートラルの実現を目指す上でも必要な制度である   と認識されています。2030年度以降も活用可能な制度として継続性を確保   するとともに、今後も、国内の多様な主体による省エネルギー設備の導入や   再生可能エネルギーの活用等による排出削減対策として、活用されていくも   のと見られます。 =================================== 【U.その他ニュース】    環境省 報道発表資料 抜粋    9/16 令和4年度災害廃棄物対策推進シンポジウムの開催について       https://www.env.go.jp/press/press_00572.html    9/14 株式会社脱炭素化支援機構の設立の認可について       https://www.env.go.jp/press/press_00563.html    9/9 最新鋭の発電技術の商用化及び開発状況(BATの参考表)の更新       について       https://www.env.go.jp/press/press_00502.html    9/6 第四次循環型社会形成推進基本計画の第2回点検及び循環経済工程       表の策定について       https://www.env.go.jp/press/press_00518.html    9/5 「再エネ スタート」集中キャンペーンの実施について       https://www.env.go.jp/press/press_00524.html =================================== 【V.ミダックグループ トピックス】    9/29 名証IRセミナーオンラインプレミアムで会社説明会を実施いたしました       https://www.midac.jp/news/20220929_0179.html 9/22 花のリレー・プロジェクトの除草作業を行いました       https://www.midac.jp/news/20220922_0178.html    9/20 浜松市SDGs取組展示に出展!       https://www.midac.jp/news/20220920_0177.html    9/13 名証IRエキスポ2022に出展いたしました       https://www.midac.jp/news/20220913_0176.html    9/5 ミダック公式YouTubeチャンネルにて動画を掲載しました       https://www.midac.jp/news/20220905_0175.html    IR情報はこちら https://www.midac.jp/ir/ *−=−=−*−=−=−*−=−=−*−=−=−*−=−=−*−=−=−*  ■□ 編集後記 □■   今回の【みだコロジー】はいかがでしたでしょうか?   カーボンニュートラルの実現に向けて政府は民間企業への積極的な参加を期待   しているようです。身近な例ですと、電力会社では、契約者の電気使用量に応   じたJ-クレジットを購入することで、実質的にCO2排出の少ない電気料金プラン   もしくはCO2排出ゼロの電気料金プランを提供する動きもあるようです。   ただし、事務的な負担やクレジット売却までの見通しが立てにくいなどの課題   は複数あるようですので、各社の事業環境に合わせて選択するのが良いのかも   しれません。   それでは次回の【みだコロジー】をお楽しみに ♪♪ .:**:.。.:*:*:.。.:**:.。.:*:*:.。.:**:.。.:*:*:.。.:**:.。.:**:.。.:*  ◆このメールマガジンの解除・配信先変更は、こちらまでお願いします。   ご意見、ご質問もお待ちしております!   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