従業員一人ひとりが活き活きと働ける職場づくりに取り組み、会社の持続的成長および価値向上につなげています。
GROUP
サステナビリティ
従業員との関わり
ウェルビーイング
働く社員の心身の健康増進と企業価値の向上を目指すことで、個人と社会のウェルビーイング“well-being”向上を掲げてまいります。
- 取り組み
内容 -
- 1.所定外労働の削減
- 2.年次有給休暇の取得促進
- 3.育児を支援する制度の導入
- 4.女性従業員支援のための取り組み
- 5.次世代育成支援のための取り組み
- 6.職場優先の意識の是正のための取り組み
仕事と育児・介護の両立支援
仕事と介護、育児といったライフイベントを理由に自身のキャリアを諦めることのないよう、育児や介護をしながら働く社員一人ひとりの選択肢を増やすことを目的に、働きやすい職場づくりを進めてまいりました。
管理職に向けた育児介護休業に関する研修を実施し、部署ごとに積極的に育児や介護へ参加できる環境を構築してまいりました。2023年2月からは、個人のライフスタイルへの柔軟な対応を目的としたミダック版時差出勤制度「ミダックおもいやり制度」の運用を開始、制度利用者の42%が育児を目的とした理由で活用しております。今後はより一層の制度定着を目指します。
年次有給休暇付与の見直し
「働き方改革」に伴う労働基準法の改正により、2019年4月から全ての企業において、年10日以上の年次有給休暇が付与される従業員に対して、年5日取得させることが義務づけられました。当社グループでは、2019年度より付与基準日を設けて統一的な管理が可能となるよう制度の改正を行うとともに、有給休暇取得が進んでいない従業員とその上長に対する取得啓発を行うなど、従業員の心身のリフレッシュやワークライフバランスの向上を目指しております。2023年度における実績としては、グループ5社の平均取得率は87.3%、各社個別においては78%以上の平均取得率となっております。
心身の健康づくりのために
「従業員に対する健康配慮」を経営課題の一つとして掲げ、社員個々の健康増進を目的とした活動を継続的に行っています。
健康経営に根差した取り組み
健康経営を推進するため、従業員に対し自身の健康維持、健康増進を目的に各種取り組みを行っております。
- ・冊子の配布
2023年度は以下の3種の冊子・リーフレットを配布することで体の健康、心の健康、性別による特性に関わる理解の促進を図りました。
『健診結果の分かる本』:全国社会保険協会連合会
『ストレスに負けないセルフケア方法』:(社福)聖隷福祉事業団
『 男性・女性の健康/ライフステージ別に起こり得る疾患・症状の理解』:(社福)聖隷福祉事業団 - ・治療と仕事の両立支援
当社グループでは、万一がんに罹患された社員が、治療と仕事の両立ができるように支援するための会社負担による「がん保険」への加入、「がん見舞金規程」を設定しました。
STOP!! ハラスメント
2013年より職場におけるセクハラ・パワハラ等のハラスメントに関する規程を定め、相談窓口を設けています。また、管理職向け研修においては、介護や育児に関連するより具体的な場面を想定した内容を盛り込み、ハラスメントに対する理解促進、意識向上を図っております。
ダイバーシティ
女性活躍推進
社会人となり、様々なライフイベントを迎える女性従業員に対して、仕事と家庭のバランス調整を図り、働きやすい環境実現に取り組んでいます。その一環として導入した、前述の「ミダックおもいやり制度」を多くの社員が積極的に活用しています。
人事評価制度
2019年度に役割等級制度という新たな人事制度を導入しました。これは、上場企業に相応しく、説明性があり、キャリアパスが見える人事制度を目指して構築されました。社員のキャリアアップを支援するだけでなく、明確な目標をもつことで、個々が主体性、自発性を発揮しながら業務に取り組むことができる制度です。また、嘱託社員の「同一労働同一賃金」、若手社員の登用実現の課題にも対応する仕組みとしました。社員の働きに報い、モチベーション向上につながる公平・公正・適正な人事評価が可能となるよう、今後も制度の運用状況を確認しながら必要な改善を実施します。